アサヒ死ンブン

死骸ブログ

【読んだ本メモ】大澤めぐみ『6番線に春は来る。そして今日、君はいなくなる。』(角川スニーカー文庫)

プロローグ・エピローグに挟まれて、四人の高校生男女の視点が切り替わってひとつの物語が構成されるライトな青春モノノベルだが、登場人物の視点の切り替えからのギャップの生み方が上手く面白い。著者の文体の特徴なのだろうけれど、文語調の言葉が織り混…

死ね

わからない。僕よりつまらないツイートしてるやつらが何万RT何万イイネとかされてんの見ると本当に意味がわかりませんよね。まぁそんなことはどうでよいです。ちょっとムカついてるだけなんで。嫌いなタイプのツイートが回ってきたのでこころが荒れていると…

死ね

クソどうでもいいことを書きます。「しょせん人生なんてヒマつぶしだ」という言説がまったく理解できない、ということを書きます。深い意味をもってこの表現を使っている人って見たことがないので、おそらく、おそらくは「人生は諸行無常だよな」というくら…

【読んだ本メモ】廣野由美子『批評理論入門 「フランケンシュタイン」解剖講義』(中公新書)

メアリー・シェリーの小説『フランケンシュタイン』を内容を例にとりつつ、小説の批評手法の数々を紹介している。以前読んだ別の批評理論入門的なものだと、『文学部唯野教授』があった。あちらは文芸批評の歴史を追って批評の手法がどのように発展したか、…

【読んだ本メモ】メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』(小林章夫訳 光文社古典新訳文庫)

ある科学者によって見るも醜くく生み出された人造人間が己の生に絶望して復讐に狂う怪異譚。フランケンシュタインが化け物の名前じゃないことは知っていたけども、こいつ普通にしゃべれるんだ!って読んで初めて知りました。書簡体小説で、作品の構造も入り…

生きろ

2/27 大森靖子・銀杏BOYZのツーマンライブに行ってきた。ライブがあることはだいぶ前から知っていたのだけど、平日だし予定もサッパリわからないヤと思ってチケットを買いもしなければ探してもいなかった。が、前日の夜にチケットの譲り先を探している人をた…

死ね

とてもしんどいですね、なにをしたらいいのかわからないね。むかしからもう何が何だかわからないまま、そのうちなんとかなるかなと思いながら生きてきたら、気づいたら生活は荒れ果て、年老い、精神は荒廃し、なにも得られず、このざま、起き上がることすら…

【読んだ本メモ】アゴタ・クリストフ『悪童日記』(ハヤカワepi文庫 堀茂樹訳)

もうだいぶ前に一度読んだことがあったのだけど、読書会の課題本になっていたのを発見したので再読、読書会にも参加してきました。以前読んだときは 続編にあたる『ふたりの証拠』『第三の嘘』まであまり間を置かず読み切ったのだ。(どんでん返しにつぐどん…

死ね

ある日突然、いくつか持っていたツイッターのサブアカウントがすべて死に果て申した。ロックされた。ログインできない。一族郎党、皆殺し。解除には電話番号からのSMS送信解除コードが必要なのだけど、どこのアカウントかで登録しちまって送りようがない。違…

死ね

ちかごろなにもかもが嫌になって連絡先をブロックしまくったりツイッターのアカウントを消したりしたのだけど、それでいて、それじゃ日常においてやることがなさすぎるので新しいアカウントを作ったりなどしている。もうプロフィールに好きなものは書かない…

「サラリーマン川柳」に対抗して「キチガイ社畜短歌」10首

バカみたいな仕事でへとへとになった帰り道、インターネットでヌルいサラリーマン川柳を読んで対抗意識が芽生えました。サラリーマンってのはもっと殺伐としているべきなのだ。トンチをきかせていい気になってんじゃないよ。もっと本当の気持ちを、こころの…

【読んだ本メモ】大槻ケンヂ『新興宗教オモイデ教』(角川文庫)

丸尾末広の表紙イラストに惹かれて買いました。大槻ケンジには縁がなく、実はキンショーもろくに聴いていない。クラスメイトの女の子に誘われて行った謎の宗教団体で、人を狂わせる謎の電波能力を使った能力者たちによる謎のバトルが繰り広げられ、主人公の…

【読んだ本メモ】高石宏輔『あなたは、なぜ、つながれないのか』(春秋社)

人とコミュニケーションと取るに当たって、他者を理解するとはどういう状態なのかを丁寧に考えていく。人と会話をすることを不得手とする人がどうしてうまくいかないのか。マジメなカウンセリング技術的なこと一辺倒でなく、ナンパにおける声かけテクニック…

【読んだ本メモ】読書猿『問題解決大全』(フォレスト出版)

あらゆる問題ごとを解決するにあたってのアプローチ方法がいろいろ解説されている。各手法について抽象化された説明とあわせて実例・サンプルケースが多彩に紹介されていて、自分の身の回りの問題に当てはめて考えてみやすい。評価やメリットデメリット・他…

【読んだ本メモ】姫乃たま『職業としての地下アイドル』(朝日新書)

姫乃たまはカワイイなぁ! ★ 僕が初めて地下アイドルなるものの存在を知ったのは何年前のことだったか、オーサカ・ニッポンバシのメード・キッサで仲良ピになったメードさんが地下アイドル的な活動もしていて、ライブがあるので来てくださいと宣伝していたの…

【読んだ本メモ】カール・マルクス『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日〔初版〕』(平凡社ライブラリー 植村邦彦訳 柄谷行人付論)

有名な方のナポレオン(一世)の甥でしかなかった男ルイ・ボナパルトが、普通選挙の行われる共和制のもとでどのようにして皇帝ナポレオン三世になりあがったのかを分析している。学生時代に世界史を履修していなかったので、正直内容については明瞭に理解でき…

【読んだ本メモ】高石宏輔『声をかける』(晶文社)

ナンパヤローと、ナンパヤローに声をかけられて関係を持った女たちの多種多様な孤独が描かれた小説(なのかエッセイなのか)。主人公はスカしたナンパヤローだと思えなくもないが、知らない人に声をかけようと思う心理ってどんなだろうなと想像するのは面白い…

「国民全員が組織委員会」発言で炎上した椎名林檎が再び東京五輪特別番組でコメント! その内容は… を読んだアイコーカの一意見

タイトル長えなぁ。 この記事を読みました! lite-ra.com 釣り記事に班のするのはマジレス厨みたいでイヤなんですが、僕も椎名林檎のアイコーカの端くれなので記事のタイトルにリンゴとついていればついつい読んじゃいますし、読んじゃったものはしかたがな…

校則の存在意義についての一考察

女子高生の染髪強要事件が話題なので、僕も乗っかって少し書いておこうと思う。 校則に論理的な根拠なんてない。ではなんであんなバカみたいなものがあるのか?なぜあんなバカみたいなルールに付き合わされねばならんのか?斯く言う僕も高校生のときいきなり…

精神と身体のどちらが先行するのだろうかってことについて

むかし読んだまんがのショムニで、千夏が異性関係に消極的な佐和子を焚きつけるときに言ったんだったと思うんだけど、「身体で始まる大人の恋愛しようや」ってせりふがあった。*1 ことに恋愛において、好き嫌い許す許さないを考えることが先か?身体が動くほ…

逆ナン日記

読者のみんなは、ほんとに僕がフられてばかりのモテないマンだと信じているのか?? だとしたらその認識がトンでもない誤謬であることを、この日記をもって知らしめてやろうと思う。その幻想をぶち殺す―― 知ってのとおり僕は椎名林檎のアイコーカなので、リ…

カミキリ日記

神を斬りに行った。 担当の美容師さんに切ってもらうのは今回でもう三度目くらいなんだけど、いままでほとんど会話した記憶がなかった。 僕は「服屋怖い病」に加えて「美容院怖い病」を患っているのだ。しゃべれないのだ。 相手は休日にフットサルとかやって…

ルーザー VS 『加爾基 精液 栗ノ花』(椎名林檎とガンダム論)

ながらく、ブログを書いていませんでした。誰も読んでねえのだろうなと思うと、やる気がでねえのだ。でも、『嫌われる勇気』なんかを読むと、人は自分の凝り固まったライフスタイルを捨てることで変化できるのだと説かれておりますし、記事に埋め込んだアフ…

氷川丸日記

気分があまりにも憂鬱だったので振り払うため、氷川丸に会いにいった。 日本郵船が1930年に竣工させた貨客船で、太平洋戦争時は病院船となって生き延び、戦後は復員船を経て1960年まで運用された。いまは横浜の山下公園前に係留されて重要文化財になっている…

クソブログハラスメントについて

たまたま目に入ったので読んでみたのだ。ザザッとちょっとだけ、軽い感想を書きました。 www.goodbyebluethursday.com 小さい子供をむやみに連れ回す親は迷惑だ、子供にとっても良くないことである、度が過ぎる親のふるまいはベイビーハラスメントだ、という…

青リンゴ日記

僕は椎名林檎のアイコーカなので、たまには真面目に林檎ネタの記事で攻めてみようと思う。 林檎っつっても赤と青があんじゃん、どう違うの? と思ってググったら、なんか収穫時期が違うことによって含まれる物質が違うために見た目の色も風味も味覚も変わっ…

バッドルーザー日記

僕のハンドルネームはもう十年ほど前から「ルーザー」なのだよ。英語で書くと「LOSER」すなわち、「負け犬」「敗北者」を意味している。あまりにモテなくて、フられ続けの負け続けな半生だったことが、その名の由来するところである。十年も使い続けているし…

夏祭り(JITTERIN'JINN)を聴いて思うこと

わしがいた夏は遠い夢のなか!! うぇ~い、みんな夏☆満喫しているかな? していないよね。していたらこんなクソブログは見に来ていないはずだ。ジッタリン・ルーザーの名推理だよ。かくいう僕も夏☆満喫などしていない。会社の奴隷には一週間も夏休みを取る…

もう着いてるよ(≧◇≦)

女の話をしよう。 他人のこころの機微に疎いルーザーがまた女の子を困らせ、怒らせ、泣かせた物語です。これは懺悔録です。 「もう着いてるよ(≧◇≦)」 「待ってるけど、どこ?」 「はぁ…返事もくれないし、まだ遅刻癖直ってないんだね。私は別にいいけどさ、…

椎名林檎の「今」を聴いて思うこと

僕は小説家なのだけどいっこも小説が書けないので、副業でSE*1をしているかたわら、人理継続保障機関「カルデア」で人類史を正す戦いに身を投じている。それは未来を取り戻す物語!現在、夏の水着イベント真ッ只なかだ。 自分が過去に書いていたmixi日記を読…