アサヒ死ンブン

死骸ブログ

オレ様の全力

自分に酔ってる悲劇のヒロインがキライみたいなこというひとがいるが、そんなんまだいいほうじゃねえか、僕は自分に酔ってるオヤジたちと仕事をする羽目になって苦労した思い出があるので、"ヒロイン"ならマシだろうよ、オヤジの見苦しさを知ってくれよ、せめて"ヒロイン"に閉口したかった。

新卒でIT戦士屋さんになってから大人の社会でいろいろなひとを見てきたが、この世には「このプログラムはオレが組んだんだぞ?ミスなんかあるわけないだろ」と言いがちなイキリITおじさんがたくさんいることがわかったのだ。イキリITおじさんが組んだプログラムは、イキリおじさんがやるべき最小単位のプログラムテストである単体テストすらサボっててクソバグが見つかりがちなので、こいつらの言は信用しないことにしているのだ。驕りすぎだろ。マジで「このオレが」って言い方をするからな。アニメの見すぎなんじゃねえか?

そのくせ、イキリオヤジ◯◯さんの担当箇所からクソみてえなバグが発覚したとき「◯◯さんの作ったプログラムにバグあったンだが?」って迫ると「うう…」とかうめき声をあげやがって、せめて「ば、バカな……まさか、このオレ様が敗北するとは……?」とか最期まで演技しろやって思う。

就職活動で苦しんでいるセイガク(学生)さんたちを見るにつけ、社会にいる大人なんか珍粕(ちんかす)ばっかやからリキむことないぞって言いたくなるわ。あとIT業界は、ベンチャーはよく知らないけど、もともと男社会っぽい業界だったから会社創設が古いほどホモソーシャルな傾向にあると思う。いっけんロジカルな考え方する人間の集まる業界かと思いきや、ホモソーシャル、体育会系(笑)、キモ・オタク、これらが入り混じった、珍粕のにおいがする珍粕業界だ。めちゃくちゃヘイトな悪口言っちまった。IT業界屋さん、すっかりキライになったんでな〜