現実世界のルーザー

この世に救いはない。読書論・椎名林檎論などを綴った、この世界最後のブログです。

ルーザー VS 悪徳営業電話(焼き鳥)

穏やかな気持ちで平穏に生きていきたいと思っている。若いころは気に入らないことがあるとすぐ「無礼討ちにいたすぞ」とか粗野な言葉を放っていましたからね。いっぱいお叱りも受けまして、大人になってからはそのことに対する反省の気持ちで胸いっぱい、さすがに自分でもいつまでもこんなんじゃダメだなと思ったのだ。
しかし、時としてどうしても無理なこともある。キレそうになることもあるのだ。人間だもの、しかたがないよね。大人になれ、と? いったい大人って何歳からが大人なのかなあ???
 
ひとつ、もう何年も経った今でも思い出すとハラワタの煮えくり返るできごとがある。いったいなにかというと、まぁつまらんことなのですけど。仕事中にマイホームのオススメがどうのこうのという趣旨の、不動産のセールスの勧誘の電話がかかってきたんです。その時の職場では普段そんなん滅多にかかってこなかったんですけどね。電話帳みたいなのから適当に番号を選んでかけてるんですかね。そいつがたいへんひつこかった。押し売り系だった。めんどくさい奴からの電話に運悪く出ちゃったのです。僕は元来電話が苦手で、それが災いしてメンドクセーことになったのだ。そのとき名乗ったセールスマンは焼き鳥みたいな名前をしてたので、便宜上そいつのことをここでは「焼き鳥」っていう隠語で呼ぶことにします。
 
初めて焼き鳥から電話が掛かってきた時にね、なかなか電話を切らせてくれないことに戸惑いつつも、「お断りします業務時間内はうぜーのでかけてこないでください」って懇切丁寧にお断りしたんです。したはずだったんですが、この時に使った言葉が甘かったのが悪かった。この時にハッキリズタズタにご縁がない意思を伝えていなければならなかった。焼き鳥は僕の言葉を歪曲し、「業務時間外だったら会える」と勝手に都合のいいように解釈して、後日、今度は「いまあなたの会社の前にいるお!」という電話をかけてきました。
 
メリーさんかよwwwwwwwwwwww
 
当然「お断りしたはずですが」と伝えるが、聞き入れられず、逆ギレの様相を見せ始める。あんまり粗雑な言葉遣いの電話対応ができない職場で働いていたことが我と我が身の不幸。下手に出ざるを得ないのをいいことに、好き放題ほざく焼き鳥。しかも仏のルーザーと呼ばれたくらい優しかったからね、興味ないですガチャッッッっと冷たくあしらうことができなかったのだ。ついついお話をきいてあげちゃった。そうして深みにはまっていく。
 
困るんですよ!!電車代とかこの資料を作った時間とかどうしてくれるんですか!!!
 
などと泣き言を言う焼き鳥。そんなこと言われても、「じゃあ死ねば?」としか言いようがないじゃないか、さすがに言わなかったけど……。大層困り果てました。今から振りかえったらもっと気の利いたことが言えたなって思うんですけどね。機転がきかなかった。
 
上司になんて説明すればいいんですか!!」などと乱暴なことを言われてもだね、当時の僕はスイマセンとしか言えなかった。「お客さんを怒らせてしまって会ってもらえませんでしたって、ありのまま説明してくださいな」というような言い訳を一緒に考えてあげればよかったね。ごめんな焼き鳥
 
2、3分会ってお話するだけだって言ってるのになんで時間作ってくれないんですか!!なんでこうやって電話を引き伸ばそうとするんですか!!!!
 
いやあ何度も何度もいらへんって言うてますやろ、引き伸ばしているのはそちらさんでしょう?フフフッ(笑)」これはもう突っ込まざるをえなませんでしたね。冷静に考えてほしいんだが、そもそも、僕が業務時間外に女の子以外と合うわけがないじゃないか。フフフッ
 
さらにこんな一幕もありました。
 
ぼく「そもそもマイホームがどうのこうのとかおっしゃいましたけどォ、わたくし結婚の予定もないですしィ、それどころか恋人のこの字もないのでェ、買う気はないっつーかァ、あ!!女の子を紹介してくれるっていうなら話をきかないこともないかも……!
 
焼き鳥「いいですよ!
 
ぼく「ゑ?マジすか?マジッッッすか???
 
焼き鳥「ええそれじゃs
 
ぼく「とまぁ冗談は置いといてえ、本当に家とか要らないんでお断りしますね
 
焼き鳥「あなた失礼ですね!!!
 
失礼ですねなんて、ネットで荒らして喧嘩した相手以外から初めて言われたよ。押し売りに言われたくねーよな。こんな険悪な状況になっても切らないんです、焼き鳥。まだ家買ってもらえるとか本気で思っているのかな。なんで諦めないんだろう。わからない。ここまで言い争ったのちに「じゃあ気持ち切り替えるんで、家紹介してください」なんてこっちからお願いするわけがないだろう?
温厚な僕とて、クズと話していると自然と声を荒らげてしまっていたようで、結局見かねた上司が代わってくれてじっくりあしらってくれたので、もうそいつからはかかってきませんでした。じゃあ家紹介しろよっつってブチ殺しに行こうか、本当に迷っていたんですもの。そいつの会社名と名前を2ちゃんねるに書き込みたいくらいむかつきましたが、さすがに勘弁してあげました。実際運悪くどっかでばったり会ったら殺すと思うけど。名は体を表すの通り、焼き鳥のごとく丸焼きにして殺してやろう。仕事でクレーマーみたいな客の相手をしなきゃいけない方はたくさんいらっしゃいますが、本当に尊敬いたしますよ。毎日あんな類の相手させられたらストレスもたまるでしょう。僕なんか焼き鳥一匹にこのザマだったんですから。あの電話でいったい何回「お断り」って言ったかな。
 
<教訓>
電話にでんわ(←ダジャレ)ってのが一番なのでしょうが、業務内容によってはそんなこと言ってらんないことも多いでしょう。そんなときどうすればいいか、まとめておきます。
・スタート地点でクズとは縁を持たないこと
・こじれたら処理に慣れている上司なり専門部署にお願いして対処してもらう、また、普段から身近で電話対応に詳しい人をチェックしておく
・上記いずれもダメなら、長電話を打ち切って会いに行って無礼討ちにする
ってとこでしょうかね。