アサヒ死ンブン

死骸ブログ

フェイク・プルーフ・フール

小学校のとき国語の授業で4、5人ひとくみの班でひとつの物語を交代で連続して書いて完成させなさいという課題が出て、わ、おもしろい!と思ってみんな盛り上がって意気揚々と臨んだけれど、いざ取り組んでみると結局たいしたものは書き上げられなかった思…

ボーダー・オブ・アサヒ

「境界を越えるのはいつだと思う」「今日かい?」 ちかごろはなにかと白黒つけたがるのが世のはやりで、悪しきインターネットにおいては特に正しさばかりが追い求められて、賛成か反対かがすなわち敵か味方かの分断になりがちなのが非常によくないと思うのだ…

せをはやみ、いわにせかせか、たきがわがわ、わかれわかれて、あわあわあわあわ

ひさしぶりに会ったともだちや知り合いやの数人から異口同音に「そろそろ彼女できた?!」って聞かれたが、「一生むりでちゅ」としか返答のしようがねンだよな。「そろそろ」ってなんなんだ。僕は常に世界で一番色恋から遠い極地にいる人間だぞ?いったいこ…

インターネットが滅亡して三千世界が終わるまで君のことを愛すよ

今年もいちねんを振り返って総括してみると「完全にダメ」で、楽しい毎日、豊かな生活、生きている喜び、幸せ、そういったものからほど遠い人生だった。なにひとつ得られなかった。なんだか毎日ずっと忙しくって、ほんとに忙しかったのかよくわからないが、…

好きな女にアカウントをミュートされている話

日本語の文章を書かないと日本語を忘れて言語を失ってしまいそうなので、これからまいにち小話を書きます。よろしくお願いします。今日は、本当にあった悲しいはなしを書きます。 もう十年ほどずっと好きな女とツイッターの相互フォロワー同士なんですけど(…

人生の終わりとハードモード・デスペアーランド

人生がうまくいかない。なにもかもうまくいかないわけではないけれど、怒りを発露できるときとできないときがある。仕事でクソみたいなクレーム連絡が入ったら一瞬で頭が沸騰して「殺す!!殺す!!殺す!!殺す!!殺す!!!!」って叫びながら激情に駆ら…

トロトロ・ッコ問題

愛と恋も手に入らない人生に嫌気がさして、トロッコでこの世のすべての人間を轢き殺してやることにした。トロッコ問題だ。好きだったひとからからは、ある日とつぜん返事がこなくなった。そのひとのSNSを見ると、あらゆるひとにリプライを飛ばしている。あの…

絶滅とはこれこのひとさし

マジマジのマジで人生がキツキツのキツだからハピハピのハーピーになりたくてストストの"ストロング"なお酒を飲んだら、なになにのなにもかもがムリムリのムリになってしまった。絶滅寸前だ。 コミュニケーションがしんどいわけではない、表面的なコミュニケ…

死んで生き返ってくりかえされる諸行無常

「長生きをしたいと思いますか?」という問いに対して迷わず「誰より長生きしたいと思う、まわりが死に絶えても自分ひとり生き残っていたい」と回答する。これは生きているうちにやりたいことがたくさんあるだとか生命を尊く思っているとかいうポジティヴな…

気づいたらおまえもなんとなく夏だったのか?

弟夫婦から「スイカ割りしよ!」というメッセージとともにみずみずしいスイカと彼らの飼い犬の写真が送られてきた。むかしスイカを被写体とした写真の著作権をめぐって争われた裁判があったことを思い出しながら、すっかり帰省の予定なんて念頭になかった僕…

マジ(真剣)に精察しろ

諦めたらそこで試合終了だよ(明言されていないけれど、だから諦めずに最後まで戦うべきだ)というのはよく言われることだけど、一方で経済学的には、観はじめた映画がクソつまんない場合はどうせ映画代は返ってこない「埋没費用」なのだからとっとと映画館…

嘘の向こうにあるものは本当ではなくまた別の嘘

子供のころに「お香典に包むお金は新札を用意しなさい!なぜならボロボロのお札は死ぬのを前から待っていたように思われるから!結婚式はその逆!」みたいな大人ルール(常識、マナーというやつ)を聞かされ、子供心に「へぇ〜なるほどね(しょうもな)」と…

信じない者にならないで信じる者になりなさい

十二使徒の一人でディディモと呼ばれるトマスは、復活したイエスがやって来たときに他の弟子たちと一緒にいなかったため「イエスを自分の目で見るまでは信じない」というようなことを明言したんだそうだが、そんなことよりも、僕が知っているバカな女は、僕…

羅生門の下で雨やみを待っていた

魂魄が霧散しちゃったのだろうか、あらゆる言葉が出てこなくなっちゃった。 日常において自分のまわりで"事件"が起きず、なにかあっても140字に収まっちゃうことばかり。なにも起きないんだよ。わざわざ書き連ねることがない。実はたいへんなことが起きてい…

煩悩無量誓願断

幼少のころから人を誘って遊んだり出かけたりすることが地獄的に苦手だったもので、高校より前から長く付き合っている人間はもはやいない。ZEROだよ。僕以外の同級生がすべてみな死に果て申しただけかもしれない。歴史的にただでさえ誘うのは苦手なのに誘っ…

アサヒの黙示録

《驚かないでください!》という文言の見出しは特に異国語翻訳系の広告に多いように思うけれど、往々にしてその内容には驚くべき仰天の内容が書かれていたと思えたためしがないな。内容に興味が持てなかったり、効能が嘘くさすぎて驚けなかったり、内容に対…

オレ様の全力

自分に酔ってる悲劇のヒロインがキライみたいなこというひとがいるが、そんなんまだいいほうじゃねえか、僕は自分に酔ってるオヤジたちと仕事をする羽目になって苦労した思い出があるので、"ヒロイン"ならマシだろうよ、オヤジの見苦しさを知ってくれよ、せ…

血痕、血判、決死

少しまえにパパ活(実父と会食)したとき、僕の弟の結婚についての話題になり、弟は真実一路の道を行きまもなく同居新婚生活に入るのだと知らされた。僕は、実弟本人から結婚についてなにも教えてもらっておらず、"まもなく結婚する"というウワサばかりはど…

また僕は『嘔吐』する

【クソなぞなぞ】Q.自動で口から胃の内容物を吐き出すことってな〜んだ?(解答は記事の一番下にあります) 朝から活動しようと意気込んで早起きしてい家を出たら、目的地へ向かう電車のなかで胃腸が突然ツラくなって、マロニエの樹の根を見たところで吐き…

マジで・ルーザー ・狂う・寸前(略してマルクス)

カール・マルクスは人間と動物の違いを「生活手段を自ら生産できるか否かである」と考えたが、これは大人と子供の違いにも当てはまるなぁ、と思うのだ。よく(?)子供とは?大人とは?みたいな間抜けが議論がトゥイッターで行われてることがありますが、こ…

アサヒのヒはヒラガナのヒ

若い頃は文章に於いて漢字に出来る箇所は凡て漢字で書く様な痛い学生生活を送って居り、此れは椎名林檎のオタクが悉く皆が通る道だと思うんだが、ちかごろはひらがなで書いても読みまちがいの起こりえないことばはすべてひらがなで書きたいと思うようになっ…

朝日キル子の憂鬱

サンリオのソシャゲをやってよと誘われたので、取り急ぎアプリをダウンロードし登録したのだわ。正直もうソシャゲをじっくりやる余裕はないのだが*1、カワイく生きたいのでサンリオもポツポツとやっていきたい。 いまだにサンリオのキャラクターたちがどうい…

令和元年のスターバックス

元号がかわって世の中の多くのみんなが新年気分で気持ちを引き締めているなかで、ひとりカーニバル感に酔った僕は気が緩みまくっており(休日出勤の疲れからかもしれない)、生まれて初めてスターバックスでコーヒーをぶちまけた。そりゃガキの時分には食事…

SNSを辞めろ

ティンダーで マッチいっぽん 火事のもと これは僕が作った句なんですが、江戸時代にスマートホンがあったなら間違いなくエロ・色恋川柳集『誹風末摘花』に収録されてたろうなって名句じゃないですか? ティンダーってのは要するに出会い系アプリで、次々と…

ディズニーランドに住もうとおもうの

パパ活をしてきた。パパ活といっても、パパを見つけてイイコトしてお金をもらうわけではなく、パパになってイイコトしてもらってお金をほどこすわけでもなく、実父と会食をしたのだ。パパは郷里(くに)から出てきてわざわざ僕に会いに来た。定年を迎えたば…

ゴミの日

「文章力」ってなんなんでしょうね。小説でもブログでもなんでもいい、この世にはたくさんのものが書かれていて、そのなかの一部の書かれたものは非常にウケてたくさんの読者がいるってのは言うまでもなく考えてみればスゲエことですよ。ひとは他人の考えて…

神の道に背きし錬金術師滅ぶべし

もう何年も前のこと、職場で精神に異常をきたす寸前まで追い詰められて退職したときのメモが出てきたので、てにをは・改行を改めて言葉を補ってここに載せることにした。当時の精神状態が垣間見れて非常におもしろい。僕は仕事で精神を痛めるくらいならとっ…

猫の惑星

猫と戦い続けている。夜中に飼い猫が部屋を荒らすたびに目を覚ましている。猫はおなかがすきさえすると、深夜明け方時間かまわず部屋を縦横に走り回り、積んでいるものを崩す、ビニールを引き裂く、布団を剥ぐ、念仏を唱える、ルンバを踊る、薬缶をひっくり…

スターゲイザーガンダム

こんにちわ。みんな頑張ってますか?僕はまいにちまいにち頑張ってるはずなのに、頑張りがなにひとつ報われません(爆笑) まぁ"頑張り"にも色んな種類があって、たとえば、いくら頑張って夜空の星の数を数えてるひとから「頑張って数え終わりました!」とか…

猫は見ていた

先日一月十四日に、なべとびすこさん(@nabelab00)主催の『俺の歌会』という、「他人(自分以外の参加者)が作った短歌を、さも自分が作ったかのように紹介する」という特殊ルールの歌会に行ってきました。そもそも「歌会」というのは自作の短歌を持って行って…